濃厚な甘味と鮮やかな黄色が特徴の夏野菜。
デザートに使われる事も多く子供から大人まで人気の食材です。
時期
糸島では6月下旬から9月初旬ぐらいまで産直に並びます。
ここで一つ注意点。カボチャは収穫後に追熟して甘味が増す野菜です。
なので出始めのカボチャは要注意。生産者の方が皆様しっかり追熟させて出荷されているわけではありません。旬を迎えるとたくさんの生産者が出荷されるためライバルが増え自分のカボチャを手に取ってもらえる機会が減ります。他に出荷している人がいなければ甘くないカボチャでも売れてしまいます。
店主も産直でカボチャが出てきたのを見かけると買いたい気持ちをグッと堪えて甘くなるを待って購入しています。
基本的な目利き
・ヘタが枯れて乾いている ・皮にツヤあって硬くずっしりと重い ・カットされてるものは種が詰まっていて黄色が濃い
おすすめの生産者
・宮本さんの栗ゆたか
時期での記述で早い時期のカボチャは甘くないと注意しましたが宮本さんのカボチャは早い時期から甘味がのっており7月初旬から7月いっぱいぐらいで出荷が終わります。きっと独自の工夫をされているのだと思います。
なのでお店ではカボチャのシーズン前半は宮本さんのカボチャ一択で購入してます。
・高橋さんのくりカボチャ
宮本さんのカボチャが終わる8月頃に他の生産者のカボチャが甘味をましてきます。
中でも濃厚な甘味が特徴の高橋さんのくりカボチャ売場では手書きのPOPが目立っており自信があるのが伝わってきます。
シーズン後半の8月下旬以降は追熟をしっかり終えたカボチャ売り場に並びどの生産者の方も甲乙つけ難くなってきます。
なのでカットして断面が見えるもので一番黄色が濃ゆい物を購入してます。
おすすめの調理法
お店ではタネとワタを取り、アルミホイルで包んで100℃のオーブンで20分、200℃で20分加熱してます。低温の加熱の際に甘味が増します。200℃での加熱時間はあくまで目安でカボチャの身の厚さと水分量により前後しますので様子を見ながら竹串がスッと通るまで加熱してください。
時間がかかりますがそのまま食べても十分美味しく仕上がります。ご家庭にオーブンがある方はお試しください。
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