糸島は真ダイの日本一の漁獲量を誇っており産直でも一番多く並ぶ魚です。
圧倒的な知名度を誇っており魚と言えばまず鯛を思い浮かべる方も多いかと思います。
味わいも良く、クセのない上品な白身魚です。魚が好きで鯛は嫌いって人はいないんではないかと思います。
時期
一般的には3〜6月と9〜11月と言われますが糸島では5月から五智網漁が解禁され産直に並ぶ魚の量が一気に増えます。
基本的な目利き
・目が澄んでいて体全体の色が鮮やかでコバルトブルーの斑点や目の上のブルーがはっきりしているもの。
・エラが鮮やかな鮮紅色のもの(パック詰めされているので見えません)
・顔(頭)が体全体に対して小さく、尾びれの付け根が太いもの。
・腹がパンパンに膨らんでいるもしくは萎んでいるものは避ける。
・野〆ではなく活〆のものを選ぶ。(活〆は鮮度を保つために締めるという処置が行われたもの、野〆はそれを行なってないもの)
おすすめの生産者
目利きの部分で最後に記述しました活〆か野〆かという事についてですが糸島では網漁が主流のため活〆のものは少ないです。また活〆か野〆の違いは見た目での判別は難しく(プロの方は締めた痕跡や魚を触って見分けます。)伊都菜彩では手に入れづらいです。
ですが親切な生産者がシールなどで活〆の魚を知らせしてくれてますのでそちらを紹介していきます。
・火山とも子さん
写真の左上のシールの活〆が目印です。(活〆してないものを卸されていてそれには活〆シールを貼ってません)
・仲西義勝さん
右上のシールで「神経〆」を知らせてくれてます。
ここで注意してもらいたいのが「朝〆」、「今朝獲れ」、「刺身用」などのシールです。これらは活け〆を表すものではなくほとんどの魚に貼られてます。間違えやすいのでご注意ください。
おすすめの調理法
活〆の鯛を手に入れられたらまずはその日のうちにお刺身がおすすめです。活〆ならではのぷりぷりの食感をお家で楽しめるのは贅沢だと思います。
適切に保存すれば2〜3日生食できます。(身から水分が出るのでキッチンペーパーなどで包んでラップしてペーパーが湿ったら交換してあげてください。)
どんな調理法でも美味しく食べられるので買った当日お刺身で楽しんだあとは煮る、焼く、蒸すなどお好みの料理でお召し上がりください。
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